38. 取材インタビューから

2026/08/31

 先週、ある取材のためのインタビューを受けました。弊社グループメンバーが、どのようなスタンスでクライアントに向き合っているのかをお伝えする貴重な機会となりました。心より感謝申し上げます。こちらでも、一部をご紹介させていただきます。

 

Q1オーナー企業を支えるうえでの当社の役割を一言で。

私たちは、税務と法務の両面から、オーナー企業の事業承継やファミリーガバナンスを設計し、伴走する専門家集団です。制度だけでなく、ファミリーの想いや会社の未来を次の世代につなぐお手伝いをしています。

 

Q2オーナー企業が次の100へ続くうえで、最大の課題はどこにある?

"企業が成長するにつれて、株式や資産だけでなく、ファミリーの想いや価値観も少しずつ分散していきます。先代世代がお元気なうちに、次世代・孫世代を見据えたルールづくりや対話の場を設けてそれを継続しておくと、将来的な株式分散や、経営に関与しない株主の増加につながることがあります。私たちは、その前の段階でファミリーの合意形成を進していただくことが大切だと感じています。"

 

Q3その課題に対し、御社ならではの強み・独自の手法は何ですか。

"私たちの特徴は、「理念」と「仕組み」の両方を支援できることです。山田&パートナーズがファミリーとの対話を通じて家族憲章や会議体づくりをご一緒し、必要に応じて弁護士法人であるYPLが株主間契約や民事信託などの法的な仕組みに落とし込みます。

理念を共有するだけで終わらせず、その想いを将来につなぐ仕組みまで、その法的な設計も合わせて対応可能であることが私たちの強みです。"

 

Q4実際に伴走されたなかで、印象に残っている場面やエピソードを一つ教えてください。

"印象に残っているのは、ファミリーで何度も話し合いを重ねる中で、お互いの想共有 されたと感じた瞬間です。最初は株式や承継方法のお話が中心だったのですが、創業者の想いや、代々どのように事業を発展させてきたのかというファミリーのビジネスの歩みを皆さまで振り返るうちに、「この企業を未来へ残したい」という共通の気持ちが自然と言葉で語られるようになりました。事業承継は制度設計だけではなく、ファミリーの対話の積み重ねなのだと改めて感じた出来事でした。"

 

Q5「ファミリーに伴走する」とはどのような事業ですか。

"私たちは、答えをお示しする立場にはありません。ファミリーのみなさまが対話を重ねて答えにたどり着くまで、第三者として伴走することが私たちの役割です。選択肢をご提示し、対話を支え、その決定が次の世代にも受け継がれるよう仕組みを整える。皆さまが未来について考え、それを形にしていく過程をご一緒することが「ファミリーに伴走する」ということだと理解しています“

 

この記事の執筆者

田場 万優
Y&P ファミリービジネスコンサルティング
田場 万優

税理士法人山田&パートナーズ パートナー
税理士